アメリカの不動産王で、第45代アメリカ大統領のドナルド・トランプと好勝負を繰り広げた日本人がいた。彼の名前は柏木昭男(かしわぎ あきお)。

山梨県に生まれ、富士山の登山道を案内する強力という職業から身を起こし、富士周辺で不動産業で財を築いた日本人である。バブルの頃には東京へ進出し、その的確な判断力と交渉力を武器に次々と地上げを行い、そこで稼いだ巨額の資金を元手にアメリカやオーストラリアのカジノで恐れられた。

1990年にオーストラリア、ダーウィンにあるスカイシティ・ダーウィンにて、3泊4日で23億円もの大金を手にした話は世界的に有名である。柏木が好んだカジノゲームはバカラで、ミニマムリミットが数千万円という超ハイローラーだった。

スカイシティ・ダーウィン

ドナルド・トランプが運営するトランププラザカジノ(閉鎖済み)では、わずか10時間の間に9億円を勝ち、トランプから称賛されたギャンブラーである。しかしその後の再戦で12億円を失い、以後はあらゆるカジノから姿を消す。

1992年に自宅で刺殺されているのが見つかり、その犯人は未だ捕まっていない。

一説には不動産業で成功した際に恨みを買い、それが原因で裏社会が殺し屋を送ったとも言われているが、その真偽は定かではない。

 

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